お見合いの席に親を同席させるのはアリ?知っておきたいお見合いのマナーについて紹介
News | Topics
お見合いは、結婚を前提に交際できる相手を探している男女の出会いの場として設けられる席です。一昔前までは、仲人を通してお見合いをセッティングし、女性は和装、男性はスーツなどを着て、両家の親も一緒にホテルや料亭などで食事をしながらお見合いが行われていました。
しかし最近では、親や仲介者が同席するかしこまったお見合いは少なくなってきています。カフェなどで本人たちだけで会う気軽なお見合いが増えています。
本人たちだけで会うお見合いが増えている中で、お見合いに親が出席するのはアリでしょうか?
また、お見合いにはマナーがいくつかあります。そのマナーの詳細とお見合い中のNG行動について解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
お見合いの席に両親を出席させるのはあり?
お見合いの席に両親を出席させるのがありかどうかは、大変難しいところです。
それぞれいろいろな事情があって、お見合いに両親を同席させたいと考えている方もいると思います。
もし、お見合いする相手が、親が一緒にお見合いに参加しても問題ないという方であれば、両親が同席するケースも存在します。
親を連れてきても問題ないという相手であるかが重要です。
親がお見合いに同席するメリット3選
こちらでは、親がお見合いに同席するメリットを3つご紹介します。親もお見合いに出席するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。1つずつ詳しく解説していきます。
親が同席することで安心感がある
初対面の異性と2人きりでお見合いというのは、比較的緊張します。初対面なので相手のことはまだ分からず、今までの過ごしてきた背景が違うので、緊張してしまうのも当然です。
ただし、必要以上に緊張してしまうと空回りしてしまいますし、お見合いに集中することもできません。
そこで、親が加わることで安心感を得られ、緊張感を抑えられるのでお見合いの場でもリラックスして臨めるでしょう。
親は生まれてきてからずっと一緒に過ごしてきた存在のうちの1人です。そのような人物が同じ空間にいるだけでも、気持ち的には全然違います。
初対面で相手の家族を確認できる
両家の顔合わせは、プロポーズして結婚することが決まった時に行うのが一般的です。
しかし、親が同席したお見合いであれば、初対面で顔合わせできます。一度顔合わせしただけでは相手を知るのは難しいですが、第一印象を知れるでしょう。
印象が良ければ問題ないですし、悪ければ結婚を考え直すこともできます。後から「こんな人だとは思わなかった」と後悔しないためにも、本人だけではなく、親も早い段階で相手と顔を合わせるのがおすすめです。
家族同士で良好な関係を築きやすい
お見合いで家族同士が良い関係になれば、結婚しやすくなります。やはり、お互い対面で会った方が相手の印象は良くなるでしょう。
また、両家の価値観が合えば、結婚後も良い関係を続けられる可能性が高いです。家族同士が仲が良い方が、間違いなく結婚生活は快適になります。
万が一、お見合いの時に相手側の家族と合わないと感じたら、恐らく結婚後も価値観が合わない可能性が高いです。お見合いは、相手と合わないと感じたら結婚を見直せる大切な機会でもあります。
親がお見合いに同席するデメリット3選
相手に敬遠される要因になる
お見合いに親を同席させるメリットがある一方で、「親の同席」を希望する人はまだまだ少数派です。そのため、親の同席を希望すると、「何か理由があるのではないか」と問題児扱いをされる可能性があります。お見合いに親を同席させる場合は、必ず相手に説明をして、了承や理解を得るようにしましょう。相手に黙って親を連れてきた場合、あまり印象は良くないでしょう。最悪の場合、相手と結婚できなくなる可能性もあるため、お見合いで親を同席させるかは慎重に考えましょう。
2人で話す時間が短くなる
お見合いに親を同席させるということは、2人で話す時間が短くなるということです。
お見合いの平均時間は1時間程度のため、親が夢中になって話し続けてしまうと、あっという間にお見合いは終了してしまいます。これでは、誰のためのお見合いか分からなくなります。
話す内容や時間の区切り方など、お見合い前までに親と話し合っておくのがおすすめです。2人で話す時間を確保したいか否かで、親をお見合いに同席させるか判断するといいでしょう。
断りづらくなる
親がお見合いに同席すると、2人だけでお見合いするよりも断りづらくなる可能性があります。
自分自身は断るつもりでも親は前向き、というケースだと、プレッシャーを感じてしまい、当の本人達は断りづらくなってしまいます。勇気を出して断ったとしても、その場の空気は悪くなる可能性が高いです。
真剣交際というよりも、軽い気持ちで挑むお見合いの場合は、親を同席させるかは慎重に考えた方がいいでしょう。
知っておきたいお見合いのマナー
お見合いをするに当たって、知っておきたいお見合いのマナーやルールがあります。ほとんどの方はお見合いしたことがないと思います。お見合い当日に困らないように、事前にチェックしておきましょう。
お見合い時の服装について
服装は第一印象を左右します。清潔感のある服装を心掛けましょう。男性は、スーツか、ジャケットにシャツなどがおすすめです。Tシャツにデニムなどのカジュアルな服装はNGです。また、髭を剃ったり、爪を短く切ったり、髪の毛の手入れをして、靴も磨いておきましょう。ビジネスシーンを意識して、身だしなみを整えましょう。女性は、ワンピースやスカートなどがおすすめです。女性らしい印象を与える服装を選びましょう。明るく優しい色合いで、派手すぎない服装が良いです。また、派手なネイルや濃すぎるメイクはNGです。そして、露出の多い服装や、香水のつけすぎには気をつけましょう。
当日は30分前には到着しておこう
お見合い当日は30分前を目安に到着しておきましょう。お見合いだけではないですが、約束した時間を守ることが大切です。お見合い時間に遅れるとルーズな人と判断され、第一印象が悪くなってしまいます。時間には余裕をもって到着しておきましょう。慣れていない場所に行く時は、事前にリサーチしておくことも大切です。
相手との挨拶について
お互い初対面のお見合いにおいては、最近の挨拶が重要です。第一印象でその後のその人のイメージが決まると言われています。最初から好印象を持ってもらえる挨拶を心掛けましょう。自然な笑顔で、ハキハキと挨拶できるといいです。簡単な自己紹介と感謝の気持ちを伝えましょう。
お見合い中の話題について
お見合い中に何を話せばいいか分からず気まずい空気になってしまわないように、事前にお見合い中にする話題を考えておきましょう。
いきなり本題に入る前に、まずアイスブレイクをしましょう。相手の服装を褒めたり、気候や季節の話などが無難です。その後、仕事や休日の過ごし方、家族や友人関係の話をしましょう。共通の話題があると打ち解けやすいです。共通点があれば深掘りして話しましょう。そして、将来の展望や結婚観についてもここで共有しておくといいです。最低限の条件があれば、必ず共有しておきましょう。交際することになった場合に、あとからお互いに嫌な思いをすることがなくなります。
お見合い時のお会計について
賛否両論ありますが、基本的には、初対面のお見合いでは男性が全額払うのが一般的です。女性が席を立ったときに、会計を済ませておくとスマートです。タイミングがなければ、女性に先にお店を出てもらって、そのあとに支払いを済ませましょう。
女性は支払ってもらうのが当たり前だと思わず、男性に感謝の気持ちを伝えましょう。
連絡先交換時のマナー
結婚相談所の場合、本人同士がお見合いで連絡先を交換することを禁止しているところもあります。そのため、事前に確認しておくことをおすすめします。連絡先交換がOKの結婚相談所であれば、自由に交換して大丈夫です。連絡先を聞かれて、もし交換したくない場合は、結婚相談所や仲介者を通す旨を伝えましょう。
お見合い時のNG行動
プライバシーに踏み込んだ質問
プライバシーに踏み込んだ質問はしないようにしましょう。人にはそれぞれいろいろな事情があります。「なぜ結婚相談所に入ったのか」や「相手に対する条件が高いのではないか」などのような質問はしてはいけません。また、フルネームや最寄り駅、勤務先などを聞くのもNGです。結婚相談所のルールとして定められているケースがほとんどですが、仮に禁止されていないとしても踏み込んだ質問は行わないのが無難です。
やる気のない発言やつまらなそうな態度
やる気のない発言やつまらなそうな態度は絶対にやめましょう。相手の方に失礼になります。結婚するのはあなた自身です。
お見合いする前には、相手の方のプロフィールをよく確認しましょう。思っていた方と違ったとしても、何も話さなかったり、無表情・無反応になるのはNGです。相手をしっかりと見て話しましょう。
縁がなかったときの断り方について
お見合いをしたけども、相性が合わなかった、イメージと違ったということも多くあると思います。相手に失礼にならないようにお断りをすれば、気にすることはありません。逆に、いつまでもお断りをせずにいると、相手がもし結婚を考えていた場合は、より相手を傷付けてしまう可能性もあります。自分のためにも、相手のためにも、断り方のマナーを守って早めに行動しましょう。
結婚相談所の場合は、仲人を介してお断りの連絡をしましょう。結婚相談所以外の場合は、会って直接伝えるか、紹介者を通してお断りしたい旨を連絡してください。
もう会うことはない相手であっても、最後まで誠実に対応しましょう。
お見合いなら「ムスベル」がおすすめ
ムスベルは業界最大級(※1)の会員数(※2)を誇り、成婚者の7割が交際5ヶ月以内に成婚(※3)されています。経験豊富なプロ仲人が、あなたのお見合いをセッティングしたり、服装やメイクのアドバイスなど、全力でお手伝いします。
お見合いでお悩みの方は、ぜひムスベルをご利用ください。
※1日本結婚相談相手紹介サービス協議会(JMIC)加盟の結婚相談所の加盟連盟を含む会員数と比較(非公開業者除く)
※2日本結婚相談所連盟、日本ブライダル連盟、全国結婚相談所連盟、良縁ネットのwebサイト掲載会員数より、2021年3月当社調べ。地域によって例外がございます。
※3 2017-2020年成婚者の交際期間から算出
まとめ
お見合いに親を同席させるのはありかについて、そして、お見合いのマナーやお見合いのNG行動、断り方について解説してきました。
お見合いのマナーを守って、すべての出会いが人として成長するチャンスだと思って、お見合いを望みましょう。相手を楽しませることを意識してお見合いすると、その経験が今後のお見合いにも必ず活きてきます。相手の話を遮らず最後までよく聴いたり、共感をして関心を示しましょう。どんな相手でも誠実な態度で接することが大切です。相手の欠点ではなく、いいところを探しましょう。そして、笑顔を忘れず、楽しみながらお見合いをしてください。