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お見合いに親を同席させるのはアリ?マナーやNG行動、成功のポイントも

お見合いは、結婚を前提に交際できる相手を探している男女の出会いの場として設けられる席です。一昔前までは仲人(カウンセラー)を通してお見合いをセッティングし、女性は和装、男性はスーツなどを着て、両家の親も一緒にホテルや料亭などで食事をしながらお見合いが行われていました。しかし最近では、親や仲介者が同席するかしこまったお見合いは少なくなってきています。カフェなどで本人たちだけで会う気軽なお見合いが増えています。

本人たちだけで会うお見合いが増えている中で、お見合いに親が出席するのはありなのでしょうか。この記事では親同席のお見合いはありなのか、同席してもらうメリットやデメリットを解説します。親同席のお見合いにおけるマナーやNG行動、成功させるポイントについても触れる内容となっています。この記事の内容を参考に、親同席のお見合いを成功させて結婚への第一歩を踏み出しましょう。

お見合いの席に両親を出席させるのはあり?


お見合いの席に両親を出席させるのがありかどうかは、大変難しいところです。それぞれいろいろな事情があって、お見合いに両親を同席させたいと考えている方もいるでしょう。もし、お見合いする相手が、親が一緒にお見合いに参加しても問題ない方であれば、両親が同席するケースも存在します。親を連れてきても問題ない相手であるかが重要です。

相手に何の連絡もなく、お見合いに親を連れていくのはルール違反です。必ず仲人(カウンセラー)や紹介者経由で相手に問題ないか、確認してください。その際に、ただ同席したい旨を伝えるのではなくて、理由も伝えるとOKをもらいやすいです。

最近では当人同士が参加せずに親同士のお見合いも存在します。親同士が子供について紹介をして、相性が良ければ本人たちの了承のもとに初めて会う流れです。親同士のお見合いについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、気になる人はチェックしてみてください。

親同士のお見合いとは?メリットやトラブルが起きないかなどを解説

親がお見合いに同席するメリット5選


かつてお見合いと言えば、本人と両親がそろって顔を合わせるのが当たり前でした。しかし、それは基本的には結婚がほぼ決まった者同士のお見合いです。現在では、相手探しの第一歩として本人たちのみでお見合いをするのが通常です。親がお見合いに参加することに違和感がある人もいるかもしれません。

こちらでは、親がお見合いに同席するメリットを紹介します。親もお見合いに出席するか悩んでいる人や親が同席することでのメリットが分からない人は、ぜひ参考にしてみてください。1つずつ詳しく解説していきます。

親が同席することで安心感がある

初対面の異性と2人きりでのお見合いは、比較的緊張します。初対面なので相手のことはまだ分からず、今までの過ごしてきた背景が違うので、緊張してしまうのも当然です。ただし、必要以上に緊張してしまうと空回りしてしまいますし、お見合いに集中することもできません。

そこで、親が加わることで安心感を得られ、緊張感を抑えられるのでお見合いの場でもリラックスして臨めるでしょう。親は生まれてきてからずっと一緒に過ごしてきた存在のうちの1人です。そのような人物が同じ空間にいるだけでも、気持ち的には全然違います。

会話のきっかけになる

親がいることで緊張してしまうお見合いの場での会話のきっかけが生まれるかもしれません。例えば、親が子供の幼少期のエピソードを話せば2人の共通点が見つかる可能性があります。1度会話が盛り上がってしまえば、その後2人だけで会話するタイミングになっても、焦らず会話できるでしょう。

自分が知らない話題も親がしっかりと反応してくれれば会話が続きますし、当人同士だけのお見合いに比べて無言の気まずい時間帯は少なくなるはずです。親がうまく会話のアシストをしてくれるようであれば、同席してもらうメリットと言えるでしょう。

初対面で相手の家族を確認できる

両家の顔合わせは、プロポーズして結婚することが決まった時に行うのが一般的です。しかし、親が同席したお見合いであれば、初対面で顔合わせできます。一度顔合わせしただけでは相手を知るのは難しいですが、第一印象を知れるでしょう。

印象が良ければ問題ないですし、悪ければ結婚を考え直すこともできます。後から「こんな人だとは思わなかった」と後悔しないためにも、本人だけではなく、親も早い段階で相手と顔を合わせるのがおすすめです。

家族同士で良好な関係を築きやすい

お見合いで家族同士が良い関係になれば、結婚しやすくなります。やはり、お互い対面で会った方が相手の印象は良くなるでしょう。また、両家の価値観が合えば、結婚後も良い関係を続けられる可能性が高いです。家族同士の仲が良い方が、間違いなく結婚生活は快適になります。

万が一、お見合いの時に相手側の家族と合わないと感じたら、恐らく結婚後も価値観が合わない可能性が高いです。お見合いは、相手と合わないと感じたら結婚を見直せる大切な機会でもあります。

結婚までの話が早い

親が出会いの場から同席していると、結婚までの話が早いです。通常は自分自身が納得して結婚を決めてから親に相手を紹介します。親が相手を知っていくのはそこからなので、親が承諾したり受け入れたりするのには時間がかかるものです。自分はもう結婚を決めているのにと、やきもきする人もいるでしょう。

なるべく早く結婚をしたい人にとっては、親の納得が出会いのタイミングから得られていることは大幅な時間短縮と感じるかもしれません。相手の親も同席している場合は双方の親同士も、知っている仲になれるため、正式に結婚が決まった後の挨拶や流れが非常にスムーズになるでしょう。

親がお見合いに同席するデメリット5選


親がお見合いに同席するメリットは分かりましたが、デメリットはあるのでしょうか。実はお見合いに親が同席することで、デメリットもいくつかあるのです。

ここからは親がお見合いに同席するデメリットを解説します。親がいたことで悪い印象を与えてしまうこともあるため、親がお見合いに同席するデメリットも理解した上で、本当に同席してもらうのが良いか判断しましょう。

相手に敬遠される要因になる

お見合いに親を同席させるメリットがある一方で、「親の同席」を希望する人はまだまだ少数派です。そのため、親の同席を希望すると、「何か理由があるのではないか」と問題児扱いをされる可能性があります。お見合いに親を同席させる場合は、必ず相手に説明をして、了承や理解を得るようにしましょう。

相手に黙って親を連れてきた場合、あまり印象は良くありません。最悪の場合、相手と結婚できなくなる可能性もあるため、お見合いで親を同席させるかは慎重に考えましょう。

2人で話す時間が短くなる

お見合いに親を同席させると、2人で話す時間が短くなります。お見合いの平均時間は1時間程度のため、親が夢中になって話し続けてしまうと、あっという間にお見合いは終了です。これでは、誰のためのお見合いか分からなくなります。

話す内容や時間の区切り方など、お見合い前までに親と話し合っておくのがおすすめです。2人で話す時間を確保したいか否かで、親をお見合いに同席させるか判断するといいでしょう。

親に遠慮して本音で話せない

親が同席することで、お互いに本音で話せない場合もあります。2人だけの会話であれば、聞きたいことや話したい話をできますが親に遠慮してしまう性格の人の場合、親の顔色を窺いながら話してしまう場合があるでしょう。事前に親と結婚後にこんな生活をしたいと理想の結婚生活や相手について話をしていない場合、親の反応が怖くて何となく親の言うことや相手の言うことに話を合わせてしまうこともあるかもしれません。

本音で話していないことは、初対面の相手であっても意外と分かってしまうものです。「この人は親のことばかり気にしている」と思われてお断りされてしまう可能性が高くなります。また、自分の本心ではない回答で相手が自分を気に入ってくれても本音ではないため、交際に発展してもうまくいかないでしょう。

親と相手の評価が分かれる場合がある

自分と親とで相手に対する評価が分かれる場合があります。親といっても違う人間ですし、親は親で別の立場から相手を見ています。あなたが気に入った相手でも親からしたらイマイチと思う可能性もありますし、その反対のことも十分あり得るでしょう。

結婚が決まった後の挨拶であれば、親はあまり相手を厳しい目で見ることはありませんが、出会いの場となると自分の子供の幸せがかかっていると面接官のような気持ちで相手を見てしまうものです。親と意見が分かれた時にどうするかは家族で事前に話し合っておいてください。基本的には本人の気持ちが大切なので、本人同士が気に入っている場合は交際をスタートして関係性を深めてから再度判断するのでも良いでしょう。

断りづらくなる

親がお見合いに同席すると、2人だけでお見合いするよりも断りづらくなる可能性があります。自分自身は断るつもりでも親は前向きなケースだと、プレッシャーを感じてしまい、当の本人達は断りづらくなってしまいます。勇気を出して断ったとしても、その場の空気は悪くなる可能性が高いです。

軽い気持ちで挑むお見合いの場合は、親を同席させるかは慎重に考えた方がいいでしょう。

知っておきたいお見合いのマナー


お見合いをするに当たって、知っておきたいお見合いのマナーやルールがあります。ほとんどの方はお見合いしたことがないでしょう。マッチングアプリや婚活サイトで初めて会う時とは勝手や流れも異なります。

そこで、ここからはお見合いの時のマナーについて解説します。お見合いの流れや暗黙のルールも紹介する内容となっているため、初めてお見合いをする方は必ず全てチェックしてみてください。マナーを知っておけば、お見合い当日に焦ったりすることなく、落ち着いて臨めるはずです。

お見合い時の自分と親の服装

服装は第一印象を左右します。清潔感のある服装を心掛けましょう。男性は、スーツかジャケットにシャツなどがおすすめです。Tシャツにデニムなどのカジュアルな服装は避けてください。また、髭を剃ったり、爪を短く切ったり、髪の毛の手入れをして靴も磨いておきましょう。ビジネスシーンを意識して、身だしなみを整えましょう。

女性は、ワンピースやスカートなどがおすすめです。女性らしい印象を与える服装を選びましょう。明るく優しい色合いで派手すぎない服装を心がけ、派手なネイルや濃すぎるメイクは避けるのが無難です。また、露出の多い服装や、香水のつけすぎには気をつけましょう。

父親の服装はダークスーツにネクタイ着用がおすすめです。ネクタイは派手な柄や色は避けてオーソドックスなものを身につけてください。母親は娘が振袖の場合は和装でも構いません。もしくはスーツやワンピースでも大丈夫です。親はカジュアルになりすぎず、子供よりも目立たない色味にすることを心がけることが大切です。

お見合いの時の服装についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

お見合いの服装で気を付けるポイントは?好印象を与える服装も紹介

到着時間の目安

到着時間の目安としては、約束の時間の30分前と考えてください。お見合いだけではないですが、約束した時間を守ることが大切です。お見合い時間に遅れるとルーズな人と判断され、第一印象が悪くなってしまいます。第一印象の悪さを挽回することはほぼ不可能と考えてください。

時間には余裕をもって到着しておきましょう。慣れていない場所に行く時は、事前にリサーチしておくことも大切です。待ち合わせ時間の30分ほど前に到着しておけば、お手洗いの場所も確認できます。身だしなみを整えて心を落ち着かせるにも十分な時間と言えるでしょう。

相手との挨拶

お互い初対面のお見合いにおいては、最近の挨拶が重要です。第一印象でその後のその人のイメージが決まると言われています。最初から好印象を持ってもらえる挨拶を心掛けましょう。

自然な笑顔で、ハキハキと挨拶できるといいです。簡単な自己紹介と感謝の気持ちを伝えましょう。初対面は誰もが緊張するものです。相手も必ず緊張していますので、こちらから笑顔で明るく挨拶ができると場の雰囲気も和みます。親もなるべくフレンドリーな雰囲気を心がけて挨拶をしてください。本人が笑顔でも親が仏頂面であったり、相手を見定めたりするような視線を送ってしまっては場の空気は台無しになるため、注意しましょう。

お見合い中の話題

お見合い中に何を話せばいいか分からず気まずい空気になってしまわないように、事前にお見合い中にする話題を考えておきましょう。いきなり本題に入る前に、まずアイスブレイクをしても良いです。相手の服装を褒めたり、気候や季節の話をしたりするのが無難です。その後、仕事や休日の過ごし方、家族や友人関係の話をしましょう。

共通の話題があると打ち解けやすいです。共通点があれば深掘りして話しましょう。そして、将来の展望や結婚観についてもここで共有しておくといいです。最低限の条件があれば、必ず共有しておきましょう。交際することになった場合に、あとからお互いに嫌な思いをすることがなくなります。

お見合い時のお会計

賛否両論ありますが、基本的には、初対面のお見合いでは男性が全額払うのが一般的です。女性が席を立ったときに、会計を済ませておくとスマートな印象を受けます。タイミングがなければ、女性に先にお店を出てもらって、そのあとに支払いを済ませましょう。女性は支払ってもらうのが当たり前だと思わず、男性に感謝の気持ちを伝えてください。

事前に、親へ会計について説明しておくとスムーズです。その場で親が払うと言い出したり、会計について口を出したりするのはスマートではありません。お見合いの会計含めて大まかな流れやマナーについては事前に共有しておくとその場で焦らずに済みます。

連絡先の交換

結婚相談所の場合、本人同士がお見合いで連絡先を交換することを禁止しているところもあります。そのため、事前に確認しておきましょう。連絡先交換がOKの結婚相談所であれば、自由に交換して大丈夫です。連絡先を聞かれて、もし交換したくない場合は、結婚相談所や仲人(カウンセラー)を通す旨を伝えましょう。

また、親と相手との連絡先の交換は結婚が決まった後にしましょう。今後、交際に発展するか、交際が順調に続くか分からないため、この時点で親同士や親と相手が連絡先を交換することは控えておきましょう。

お見合い時のNG行動


お見合いでのマナーが理解できると、当日への不安が軽減されるのではないでしょうか。しかし、ここで安心してはいけません。マナーと同じくらいお見合いでしてはいけないNG行動が存在します。

ここからは、お見合い時のNG行動を解説します。あなた自身がやってはいけないことはもちろん、同席する親にもこの内容をきちんと共有した上でお見合いに臨むようにしましょう。場合によっては、マナー通りにお見合いを進めること以上にNG行動をしないことが重要になってきます。自分がしないように1つずつチェックしてみてください。

プライバシーに踏み込んだ質問

プライバシーに踏み込んだ質問はしないようにしましょう。人にはそれぞれいろいろな事情があります。「なぜ結婚相談所に入ったのか」や「相手に対する条件が高いのではないか」などのような質問はしてはいけません。また、フルネームや最寄り駅、勤務先などを聞くのもNGです。結婚相談所のルールとして定められているケースがほとんどですが、仮に禁止されていないとしても踏み込んだ質問は行わないのが無難です。

面接のように質問ばかりする

お見合い中に相手に面接のように質問ばかりをするのはやめてください。聞きたいことリストを持って話をするのはもってのほかなので絶対にやめましょう。将来の結婚相手を決めるのはもちろん、あなたの人生において重要なことです。親からすれば自分の人生以上に重要だと考えるかもしれません。しかし、自分だけが選ぶ立場ではありません。

お見合いは相手を見定める場ではないのです。お互いが相手の考えや人となりを知っていく場となります。最終的には交際に発展するか判断はしますが、立場は対等です。面接をするような心持ちではなくて会話を楽しむことが大切となります。

やる気のない発言やつまらなそうな態度

やる気のない発言やつまらなそうな態度は絶対にやめましょう。相手の方に失礼になります。結婚するのはあなた自身です。

お見合いする前には、相手の方のプロフィールをよく確認してください。思っていた方と違ったとしても、何も話さなかったり、無表情・無反応になったりするのはNGです。相手をしっかりと見て話しましょう。

親ばかりが話すぎる

お見合いでは親ばかりが話しすぎるのは良くありません。あくまで親は脇役で、会話は本人同士がメインで進めていくことをおすすめします。話すことが苦手な人や人見知りの人の場合、親のほうがやきもきして、必要以上に話してしまう場合がありますが、相手の印象も良くありません。

親は基本的には子供を見守り、サポート役に徹してください。どうしても会話が続かない場合に話題を投げかけるのは構いませんが、その後の会話は本人たちに任せましょう。わが子の将来がかかると思うと力が入ってしまうかもしれませんが、気持ちを楽にして臨むのがおすすめです。

縁がなかったときの断り方について


お見合いをしたけども、相性が合わなかった、イメージと違うことも多くあると思います。相手に失礼にならないようにお断りをすれば、気にすることはありません。逆に、いつまでもお断りをせずにいると、相手がもし結婚を考えていた場合は、より相手を傷付けてしまう可能性もあります。自分のためにも、相手のためにも、断り方のマナーを守って早めに行動しましょう。

結婚相談所の場合は、仲人(カウンセラー)を介してお断りの連絡をするのが通常です。結婚相談所以外の場合は、会って直接伝えるか、紹介者を通してお断りしたい旨を連絡してください。もう会うことはない相手であっても、最後まで誠実に対応しましょう。しっかりと対応することで新たな人を紹介してくれる可能性もあるため、気を抜かないようにしてください。

婚活におけるお断りの仕方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

婚活相手への上手な断り方は?相手を傷つけないポイントと理由を紹介

親同席のお見合いを成功させるポイント


親が同席するお見合いでのNG行動が分かりましたが、成功させるポイントも知っておいて損はありません。成功するポイントを押さえておくことでお断りされる可能性が低くなりますし、お見合いそのものがスムーズに進むはずです。

ここからは親同席のお見合いを成功させるポイントを解説します。これから親同席のお見合いに臨む人や親同席のお見合いをしても、中々交際に発展しない人に最適な内容となっていますので、1つずつチェックしていきましょう。

親が同席している理由を伝える

お見合いの前に親が同席する旨は仲人(カウンセラー)や紹介者から相手には伝わっていますが、お見合いの席では始めのタイミングで改めて理由を伝えましょう。親が同席することを快諾してくれたお礼も忘れず添えると相手から好印象です。

場合によっては相手が、理由は知らされずにお見合いの場に来ている可能性もあります。そうした時に中々自分から、なぜ親が同席しているのかは聞きづらいものです。また、理由を聞いていたとしても本人から改めて理由を説明されたほうが納得感のある場合もあるでしょう。お見合いがスタートして挨拶をするタイミングで、親を同席させた理由を説明するのがおすすめです。

親も含めて和やかな雰囲気で過ごすことを心がける

お見合い中は自分も親も和やかな雰囲気で過ごすことを心がけてください。親がいると自分もですが、相手も緊張してうまく話せず気まずい空気になることもあるでしょう。そうした時に「緊張しますよね、お茶でも飲みましょう」という具合に、親が同席している側が努めて、空気が暗くならないように配慮してください。

親がいるだけで場は緊張しがちなので、話していない時でも親たちは笑顔やうなずきで相手の話を聞きましょう。明るい雰囲気でいることを意識して、好意的な態度を示せれば、段々と相手の緊張もほぐれて会話も盛り上がるはずです。

親との距離が近すぎないことをアピールする

親が同席するお見合いでは、自分と親の距離が近づきすぎないことをお見合い中にしっかりとアピールしておくことが重要です。親が同席していることで、「この人は親の言いなりなのかな?」「結婚後もいちいち実家に意見を求めるのだろうか」と思われる可能性があります。

今回の同席はあくまで特別で、普段の意思決定は自分でしていることや1人暮らしをしている人は、家事の話をしてきちんと自立していることをアピールしてください。お見合い中に受けた質問に答える時に迷っても、絶対に親に助けを求めてはいけません。相手からすると自分のことを決められない人と判断されて、高い確率でお断りされてしまうでしょう。

会話は当人同士が主導するようにする

たとえ、親が同席しているお見合いであっても、会話は当人同士が主導するようにしてください。ある程度会話をしつくして、ネタがなくなってきたタイミングで親が話題提供することは問題ありませんが、最初から最後まで質問は全て親がしているようでは相手からの印象は最悪です。

結婚するのは本人同士のため、親がいないお見合いと同様に相手の結婚観やどのような結婚生活を送りたいかを自分から聞いてみましょう。お見合いも中盤以降のタイミングであれば、相手の親に「●●さんは小さい頃はどのようなお子さんでしたか?」と聞いてみるのは、ありです。

お見合いなら結婚相談所「ムスベル」がおすすめ


この記事では、お見合いに親を同席させるのはありか、そのメリット・デメリット、お見合いのマナーやお見合いのNG行動、断り方について解説してきました。お見合いに親を同席してもらうのであれば、そのメリットを最大限活かして交際に発展できるよう家族一丸で臨みましょう。

相手を楽しませることを意識してお見合いすると、その経験が今後のお見合いにも必ず活きてきます。相手の話を遮らず最後までよく聴いたり、共感をしたりして関心を示しましょう。どんな相手でも誠実な態度で接することが大切です。相手の欠点ではなく、いいところを探しましょう。そして、笑顔を忘れず、楽しみながらお見合いをしてください。

親同席のお見合いも含めて、婚活の疑問や相談は結婚相談所にするのがおすすめです。仲人(カウンセラー)が結婚までのサポートをしてくれます。

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※1 日本結婚相手紹介サービス協議会(JMIC) 加盟の結婚相談所の加盟連盟を含む会員数と比較(非公開業者除く)
※2 日本結婚相談所連盟、日本ブライダル連盟、全国結婚相談所連盟、良縁ネットのwebサイト掲載会員数より、2021年3月当社調べ。地域によって例外がございます。
※3 2017-2020年成婚者の交際期間より算出