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スピード婚は離婚率が高い?スピード婚を成功させる秘訣とは?

最近ではスピード婚をするカップルも増え、特に珍しいことではなくなりましたよね。人によっては「〇〇歳までに結婚したい!」、「交際期間は短くて良いから早く落ち着きたい」とスピード婚を望む人も一定数存在します。一方で、スピード婚は離婚率が高いといわれており、あまり良いイメージを持たれないことがあるのも事実です。「スピード婚には憧れるけど、不安だな」と思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、スピード婚について詳しく知りたい方や「スピード婚を成功させる秘訣が知りたい!」と考えている方へ、スピード婚のメリット・デメリット、スピード婚を成功させる秘訣を解説します。ぜひ参考にしてください。

スピード婚とは


スピード婚とは、交際から結婚するまでの期間が短いことを指します。ここからは、世間が持つスピード婚のイメージや結婚までの期間、離婚率について詳しく解説していきます。

一般的な結婚までの交際期間

国立社会保障・人口問題研究所が行った第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)「Ⅱ-1.夫妻の結婚過程(1)出会い年齢・初婚年齢・交際期間」の調査によると、出会ってから結婚までの平均的な交際期間は約4年ほどです。
もちろん、これはあくまでも平均での交際期間で、人によってペースは異なりますが、一般的に4年もお付き合いをしていれば、お互いのことを理解し、ある程度納得してから結婚できるでしょう。
また、一目惚れや勢いで結婚するのとは違い、2人でこれからの将来設計を十分話し合う時間もとれるため、結婚してからお互いの意見の相違やトラブルが少ないタイミングだといえます。

スピード婚の交際期間は何ヶ月?

スピード婚の場合は、特に「何ヶ月」といった決まりはありません。一般的には婚活をはじめて半年〜1年以内に結婚することを「スピード婚」と呼びます。
お互いの気が合えば、たとえ交際期間が短くても結婚して構わないと考える人が増えています。極端な場合は交際0日婚といった場合もあり、結婚を目指している適齢期の男女の場合、お互いの結婚願望が強ければ強いほど結婚までの交際期間は短く、スピード婚になる確率も高まります。

スピード婚の離婚率は高い?

交際期間による離婚率

スピード婚の離婚率はいったいどれくらいなのでしょうか?
アメリカで3000人の夫婦を対象に行った調査によると、交際期間が1年未満だった夫婦よりも、交際期間が1~2年の夫婦、または3年以上の交際期間がある夫婦の方が離婚率は低い傾向にあることがわかっています。
この結果から、交際1年未満のスピード婚の離婚率は交際期間1〜2年より約20%、3年以上より39%も高いことがわかります。このように、結婚前の交際期間が離婚率に影響を与えているのです。

日本人にも同じ傾向が出るとは限らないものの、念頭に置いておくとよいでしょう。

スピード婚の夫婦にありがちな離婚理由5選

スピード婚の夫婦が離婚率が高いのはどのような理由なのでしょうか。ここからは、スピード婚の夫婦にありがちな5つの離婚理由について解説していきます。

相手をきちんと理解できていなかった

スピード婚の夫婦は、お互いのことをよく知らない状態で結婚してしまうケースが多く存在します。そのため、一緒に住んで初めて相手の嫌な部分を知ることになり、意見や感情の衝突がおき、夫婦生活に亀裂が入ってしまうのです。

ちょっとした性格の欠点ならまだしも、「相手にDVやモラハラの気質があった」「離婚歴や浮気癖があった」など、許容できない内容だと結婚生活の継続は難しいですよね。また、結婚後に「パートナーに借金があった」「離婚歴があった」などの隠し事が発覚し、信頼関係が破綻してしまい離婚の原因になることもあります。

相手方の家族とうまくいかない

スピード婚は交際期間が短い為、相手の親族とコミュニケーションを取る時間が不十分です。また、年配のご両親であればあるほど、スピード婚に対するイメージは良くありません。こうしたことから、相手方の家族と良い関係が築けず、離婚にいたるケースが多く見られます。

結婚前は、「少しずつ良い関係を築いていけばいい」と思うかもしれませんが、実際には思うようにいかないパターンも多々あるのです。

結婚に対する覚悟ができておらず責任感がない

スピード婚をする人の中には、結婚についての覚悟や心づもりが不十分なまま結婚する人も少なくありません。結婚するということは新しく家庭を持つことなので、結婚後の生活や家族のこと、お互いの親や親戚付き合いなどを真剣に考える必要があります。

しかし、恋愛の勢いで気楽に考えて結婚してしまうと、独身の頃の生活習慣をなかなか変えることができず、結婚生活が窮屈に感じてしまう人も多く存在します。結婚後も独身気分が抜けずに趣味や遊びを優先して、パートナーやその親族を軽んじた振る舞いを続けていると、何らかのトラブルや言い争いが多発し、早期に離婚することになってしまうでしょう。

二人の将来設計に違いがあった

「結婚して子どもを作るか作らないか?」「将来家を建てるのか?マンションを購入するのか?」などの将来設計を確認せずに結婚すると、結婚後に二人の理想が異なることが発覚して離婚につながることも多くあります。短い交際期間の中で将来設計を深く話し合う時間がとれなかったことがその理由です。
特に、「子どもを作るか作らないか?」という問題は二人にとって深刻な問題で、一方が欲しくないと言っている場合では、もし、子どもを授かっても、ちゃんと面倒をみてくれるかどうか不安が残ります。このような場合、どうしても子どもを諦められないのなら離婚を選ばざるを得ないでしょう。

恋愛の熱が冷めてしまった

スピード婚は、漠然と結婚したいと思っていた二人が、お互いの理想の相手を見つけて、気持ちが舞い上がったまま結婚を決めるケースが多くあります。
気持ちが盛り上がっている時期は、相手の全てが魅力的に見えるため、相手の欠点は目に入らず、二人の世界はもはやばら色といった状態です。このように恋愛の中で最も楽しい時期に結婚するのはとても幸せなことですが、リスクも存在します。結婚後に徐々に恋愛の熱が冷めてきて、冷静さを取り戻すと今まで気にならなかった相手の欠点や性格が許せなくなり、「なんでこんな人と結婚したんだろう?」とスピード離婚に突き進むこともあるのです。

スピード婚をするメリット


スピード婚は、離婚率が高いといわれていますが、それでもスピード婚をする夫婦はたくさんいます。それはスピード婚をするメリットもあるからです。ここではスピード婚をする3つのメリットを紹介しますので、参考にしてみてください。

メリット①婚期を逃すことなく結婚できる

少し前までは、スピード婚に対して少なからずマイナスのイメージを持たれていました。いくら早く結婚したくても、周囲からは「まだ早いんじゃない?」と言われ、タイミングを逃すことも。しかし、現在はスピード婚をする芸能人が多いことも影響して、以前より印象も良くなってきました。短期間で結婚したいと考えている人にとっては、婚期を逃さずに済みますし、とても大きなメリットといえるのではないでしょうか。

メリット②倦怠期に入る前にゴールインできる

お付き合いしていくと、必ずやってくるのが倦怠期。交際期間が長ければ長いほど新鮮な気持ちは薄れ、マンネリ化していくことも珍しくありません。これに対し、スピード婚の場合は、倦怠期に突入する前に結婚できるので、結婚後もドキドキした新鮮な気持ちで結婚生活を送ることができます。交際期間が長くなると、なかなか結婚に踏み切れないという人もいます。結婚後に相手を知ることになっても構わない人であれば、それはスピード婚のメリットになるでしょう。

メリット③早めに妊活を始められる

スピード婚をしたいと思っている人には、「早めに子供が欲しい」という気持ちの人も多く存在します。交際期間を短縮して早めに結婚すれば、その分早めに妊活を開始できるため妊娠や出産を早い段階で経験することが可能です。

特に女性は、妊娠や出産にタイムリミットがあるため、「長く交際期間を重ねるより早めに入籍して妊活したい」と考えている人も多いため、大きなメリットと言えるでしょう。

スピード婚をするデメリット


上記ではスピード婚のメリットを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。スピード婚を検討しているのであれば、メリットとデメリットの両方を理解しておきましょう。

デメリット①周囲から悪い偏見を持たれる

スピード婚が珍しくない時代になったとはいえ、両親の世代であれば、「スピード婚なんてありえない」という考えの人もなかにはいるでしょう。また、スピード婚に否定的な考えを持つ人は両親だけとは限りません。結婚式に職場の上司などを招待すれば、「スピード婚って大丈夫なの?」と、微妙な反応をされることも。周りから色々なことを言われて、嫌な気持ちになるかもしれません。スピード婚に偏見を持つ人がいることも覚えておく必要があります。

デメリット②結婚後に価値観の相違に気づくこともある

スピード婚の場合、交際期間が短いため、結婚前に価値観の不一致や性格の違いを見抜けないことがあります。長年一緒に生活する相手について詳しく知らないと、結婚後に何かしらのトラブルに発展するリスクが高まることがあるのです。

スピード婚でなくても、性格や価値観の不一致は離婚につながりやすい傾向があります。特に交際期間が短いスピード婚の場合、良い面しか見えていない場合もあるため、結婚前に許容できない価値観の相違がないか確認しておくことが重要です。

デメリット③結婚が目的となっていると結婚後冷めてしまう

スピード婚をする人の多くは、結婚することが目的です。「早く結婚したい」という気持ちだけが先行して結婚に踏み切る人も多いため、結婚という目標を達成した途端に相手への思いが冷めてしまったり、結婚後の生活を苦痛に感じてしまったりすることもあります。

結婚に対する考えは人それぞれですが、相手と人生を共にすることが結婚です。結婚することだけが目的になってしまうと、結婚後につらい思いをしてしまうかもしれません。

スピード婚から円満な家庭を築くためのコツ5つ


離婚率が高いことなどからネガティブな印象があるスピード婚ですが、スピード婚後も円満な家庭を築くための秘訣が存在します。ここからは、スピード婚を成功させるために交際中にするべきことについて解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

コミュニケーションを取りお互いの理解を深める

結婚後に円満な家庭を築くためには相手とできる限りコミュニケーションを取ることを意識して、お互いの素を見せ合うことが大切です。交際中は、お互いに自分を良く見せたい気持ちから、どうしても自分の本心を隠してしまいがちです。しかし、コミュニケーションが不足したまま結婚して何かしらのギャップがあった場合、「思っていた人と違う…」と落胆の気持ちから、相手への気持ちが冷めて上手くいかなくなってしまう可能性もあります。

そのような事態を避けるためにも、しっかりコミュニケーションを重ねて濃い時間を過ごすことが大切です。できるだけ多く会話をして、お互いの性格や本音の部分を理解するように努めましょう。

結婚後のイメージにズレがないかを確認しておく

交際期間が短いスピード婚は、結婚することが目的な人が多い傾向もあり、結婚後の将来について深く話す機会が少ないといえます。結婚後、「お互いの考えが違った」とならないためにも、将来についての考えをすり合わせておくことが重要です。

特に「子どもは何人欲しいか」、「マイホームを購入するのかしないのか」、「両親の老後の面倒はどうするのか」などの内容は、結婚生活を送る上でとても重要なテーマになるため、しっかり話し合っておくことをおすすめします。

条件面よりも価値観が近いかどうかを重視する

理想の人と結婚したいという気持ちが強い場合は相手の条件だけをみてしまいがちですが、相手の条件面だけでなく、人柄もしっかり見ることを忘れないようにしましょう。

結婚する決め手となるのは、やはり価値観が近いかどうかです。いくら年収や見た目などの条件が良い相手でも、性格が合うとは限りません。本来の相手を見極めるには、素の性格が出やすい第三者への態度をみると良いでしょう。

例えばレストランに行って、店員さんに対して横柄な態度をとるような相手であれば、結婚後に態度が豹変する可能性もあるので注意が必要です。

家庭環境についても確認する

結婚前に相手の家庭環境について確認しておくことも非常に重要なポイントです。スピード婚では相手を十分に理解する時間が限られているため家庭の確認は疎かになってしまいがちですが、相手の親族と相性が悪かった場合は結婚後の生活が上手くいかなくなるリスクが高まるのです。

そのため、結婚前には、相手の家族と会う機会を設けて家庭環境をしっかりと確認することで、将来的に結婚生活を送る上でのトラブルを回避することにつながりますよ。

二人で旅行に行く

結婚してから「思っていた相手と違った」と後悔しないために、結婚前にしっかり相手のことを理解する必要があります。お互いを深く理解するために、2人で旅行に行き、デートよりも長い時間を共に過ごしておくことも重要です。

交際期間が短いと、お互いのことを深く知ることがなかなか難しいですが、泊まりがけの旅行に行けば、デートや電話とは違ったより自然体の相手を知ることが可能です。

スピード婚を目指すなら結婚相談所がおすすめ!


メリット・デメリットを確認した上で「スピード婚がしたい」と考えるなら、結婚相談所での婚活をおすすめします。結婚相談所での出会いがスピード婚につながるのはなぜなのか、2つの理由を見ていきましょう。

結婚願望が強い利用者が多い

結婚相談所を利用して婚活をするということは、それだけ結婚願望が強く、できるだけ早く結婚したいと考えています。特に出会いがない人や、仕事が忙しくなかなか婚活する時間を持てない人は、うまく話がまとまればトントン拍子で結婚まで進んでいくことがほとんどです。

また、結婚相談所は費用がかかるため、早く結婚を決めて退会したいと考えるのが普通でしょう。これらの理由から、結婚相談所でスピード婚する人は非常に多いのです。

結婚相談所では交際期間が設定されている

結婚相談所では、『お見合い→仮交際→真剣交際→プロポーズ→成婚退会』という基本的な流れがあります。交際期間は結婚相談所によって違いがあるものの、期間が設定されていれば、必然的にスピード婚になりやすいといえるでしょう。

ほとんどの結婚相談所では、成婚までの活動期間は半年から1年以内。早い人なら3ヶ月で成婚に至るケースも存在します。あくまでも結婚を目的とした手段で結婚相談所を利用するため、交際期間も自然な出会いを経た結婚よりは短くなります。

結婚相談所の利用についてより深く知りたい方は、下記に詳しい内容が記載されていますのでぜひチェックしてくださいね。

結婚相談所に入る7つのメリット。3つのデメリットもあわせて解説!

結婚相談所を利用してスピード婚を成功させるポイント


結婚相談所を利用してスピード婚を成功させるポイントは以下の4つが挙げられます。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

積極的に行動して会う回数を増やす

結婚相談所では、条件に合ったお相手を見つけることはできますが、性格や価値観といったその人の内面にかかわる部分までを深く知ることができません。プロフィールで理想に少しズレがあったとしても、「まずは会ってみる」というアクションを起こしましょう。積極的に行動して会う回数を増やすことによって、結果的にスピード婚に繋がるといったケースにもなります。様々な人とまずは会ってみるという行動ができる人は、スピード婚につながりやすいでしょう。

アドバイザーの意見を聞く

アドバイザーは、多くのカップルをご成婚へ導いてきた婚活のプロです。アドバイザーを信頼し、アドバイスを聞くことができる素直な人は成長も早いです。たとえ何か問題があったとしても、すぐにアドバイスを受け入れて自分のものにできるため、成功率も高くなるでしょう。ご自身では気づきにくい点を第三者目線で助言してもらい、もらったアドバイスを参考にして婚活を進めることがスピード婚を成功させるポイントです。

条件・期間を決めて計画的に行動する

”いつまでに結婚したいのか”期間を明確にしている人は、逆算して行動していくので成婚率も高い傾向にあります。ダラダラやり過ごすよりも、「婚活する期間は1年」といった感じに、最初にゴールを決めておくのは、結婚においても人生においても大切なことかもしれません。期間を決めておくことが、スピード婚を成功させる近道ともいえるでしょう。

フィーリングを重視して合わない人はバッサリ切る

結婚相手に求める条件で、「フィーリングが合う人」と答える人は意外にも多いです。ここでいうフィーリングとは、一緒にいて居心地が良かったり、共通の趣味があったり、長時間一緒に居ても疲れない人などです。一緒にいて居心地が良く、安心できるのだとしたら、それは考え方や価値観が近いことを示します。

逆にいえば、居心地があまり良くないなと感じるなら、条件が合う人であってもバッサリ切ってしまいましょう。円満な結婚生活を続けるためには、フィーリングがとても大切です。

まとめ

以上、スピード婚について詳しく解説してきました。

スピード婚は、お互い恋愛の中で相手を一番好きなタイミングで結婚できる一方、結婚してから様々なトラブルや感情のすれ違いが起こることが多いです。それが、スピード婚の離婚率の高さに深い影を落としています。

スピード婚の離婚原因は様々ですが、交際期間が短いからこそ、よりお互いのことを深く知る努力が必要になってきます。スピード婚の離婚原因をあらかじめ知り、スピード婚を成功させるポイントをしっかり抑え、悔いのない婚活をしていきましょう。

この記事を読み、結婚後も円満で、幸せな家庭を築けるような結婚ができることを祈っています。


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