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シングルマザーの再婚率は2割以下!子供の年齢や性別によって変わるのか解説

シングルマザーだけど再婚したいと考えている人はたくさんいます。やはり女性一人で子育てをしながら生活していくことに辛さを感じる人は少なくありません。
離婚したけれども、シングルマザーとして生活を続けていくうちに、再び結婚に興味や憧れを抱くようになったという人もいるでしょう。

しかし、シングルマザーとして再婚するのは様々な不安や問題がつきまとうものです。また失敗するのではないか、子供に精神的な負担を与えるのではないかなど、気になる点はたくさんあるでしょう。

そこで、この記事ではシングルマザーの再婚についてまとめました。多くの人が気になる再婚率から再婚を成功させるためのポイントまで解説します。再婚を考えている人はぜひとも参考にしてください。

シングルマザーの再婚率は20%以下!

今は独り身だけどいずれは再婚したいと考えている女性は多いです。実際に世の中のシングルマザーでどれくらいの人が再婚しているのか気になりますよね。

残念ですが、シングルマザーにしぼった再婚率について公的なデータはありません。
2020年の厚生労働省の人口動態調査では、子供の有無にかかわらずすべての結婚するカップルのうち、再婚は4分の1でした。この調査結果は過去10年間を見てもほとんど割合は変わらず、毎年結婚するカップルのうち26〜27%は再婚をしています。

子なしバツイチの方も含まれている再婚率なので、シングルマザーやシングルファザーの子持ち再婚は26〜27%よりもさらに低いことになります。
ほかにも2020年の再婚件数の割合を見ると、バツイチ男性は19.4%、バツイチ女性は16.8%で再婚する人は全体の2割未満でした。つまりシングルマザーの再婚率も2割に満たないということです。前年より低下しているので、再婚する人は若干ですが少なくなってきている現状です。

別のデータとして、下記は離婚した女性が5年以内に再婚した割合です。

このように女性は離婚しても2割程度の人は再び結婚していることがわかります。その中にはお子さんがいる人も含まれているでしょう。

それでは再婚率についてもっと詳しいデータをみていきましょう。

年齢別にみる女性の再婚率

19歳以下から50歳以上にかけて年齢別の女性の再婚率のデータを下記に示します。最新の調査結果は2011年に離婚して2015年になるまでの5年以内に再婚した女性の割合です。離婚したときの年齢と再婚した割合を年齢別にまとめました。

20代は40%近くの再婚率ですが、30代になると30%になり、10%も下がっています。つまり離婚したときの年齢が若いほど将来的に再婚する割合が高いのです。

再婚がうまくいくかは子供の年齢でかわる

再婚しようと考えてはいるものの、うまくいくかは子供の年齢でかわるのかな…と気になる人もいるのではないでしょうか。

実は再婚がすんなりとうまくいくかは子供の年齢によってもかわります。
子供の再婚に対する理解が早いこともあれば、再婚してほしくないと猛反対することもあるからです。

上記を見ると再婚がうまくいきやすい子供の年齢は、物心がつかないくらい幼い歳か、理解があり寛容に受け入れてくれるほど自立した歳の2パターンです。

物心がつく前の2〜3歳ごろまでに再婚すれば、まだ「父親」の記憶がしっかりと定着する前なので再婚しても子供とゼロから関係を構築しやすいでしょう。

反対に高校生の高学年や大学生の子供であれば感情だけで動かずに考えることができます。話し合いを重ねていくうちに理解してくれたり、子供が寮生活を始めて新しい父親と暮らさなかったりしてより再婚がしやすい状況になります。

再婚がうまくいくかは子供の性別でかわる

子供の性別は変えられるものではありませんが、シングルマザーが再婚するときによりうまくいく性はどちらなのかも気になります。

子供の年齢や性格、男性との相性や性格などの様々な要素で子供と男性がうまくいくかはかわります。そのため男の子と女の子のどちらであれば再婚しやすいかはありません。

しかしシングルマザーの連れ子には「男の子」が多いという一説があります。
男の子の子供と再婚相手の男性が同性だと、ライバル心を抱くものだからです。親戚の歳の近い人同士や兄弟間であっても、比べることはよくありますよね。それと同じです。

とくにシングルマザーの男の子供が思春期であれば、母親の再婚を歓迎しないケースが多い傾向です。やはり子供としては恋人がとられるかのように「ママが他の男に取られる」と思ってしまうのでしょう。

幼稚園児など幼いうちは性別がどちらでも誰とでも仲良くなりやすいですが、思春期以降に入ると子供との相性や再婚の受け止め方で男性との関係がかわってきます。
「話が合う」「母親をとられた感覚がない」「一緒に過ごしてみても男性を気持ち悪いと感じない」など子供と男性の関係が少しでも良好なら円滑に再婚をすすめていけるでしょう。

再婚したシングルマザーの交際期間は3年未満が多い

2019年の厚生労働省がおこなった人口動態調査によると、約半数の男女は再婚までの交際期間が5年未満になっています。 子持ちのシングルマザーが再婚するまでの交際期間についての調査は行われていません。そこで、関連する調査結果として下記にバツイチ女性の離婚から再婚までの期間について示します。

厚生労働省による2019年の人口動態調査の結果です。 しかし上記の調査結果は、子持ちの女性も子供なしの女性も含まれている点に注意しましょう。それでも女性が離婚してから再婚するまでの期間は、もっとも短い1年未満が多いです。次に1〜2年未満、2〜3年未満の順番になっています。
再婚までの期間が3年未満である割合が男性で38.5%、女性で35.4%になっていることがわかります。3人に1人が3年未満で再婚している計算です。 このことから、シングルマザーも再婚までの交際期間3年未満が多いと推測できます。

シングルマザーが再婚するきっかけ3選


シングルマザーが再婚する理由は何か、再婚することになった主な3つのきっかけをご紹介します。

1.子供に父親が必要と感じたから

子供にとって父親が必要であると感じたために再婚を決意する人は多いです。
いざ一人で子育てを始めてみると、父親がいないことを子供が寂しがるケースが出てきます。
幼稚園や小学校に上がれば、周りには父親のいる子供がたくさんいるために疎外感を覚えるケースもあるでしょう。
子供がわんぱくに育ってしまい、女手一つで育てることに限界を感じることもあります。
子供への影響を考慮してやはり父親がいた方が良いと思うこともあるでしょう。
このように様々な理由から子供に父親が必要であると実感して再婚を考えるのです。

2.一緒に支えあえるパートナーが必要と感じたから

子育てをしていく上でともに支え合うことができるパートナーが必要であると感じて再婚するケースがあります。
日々の暮らしの中でいろいろと困難な場面や辛い場面が出てくることがあるのです。
そんなときに周囲に頼りにできる人がいなければ、とても心細くなります。
これからずっと自分ひとりで子供を育てなければいけない、家庭を支えていかなければいけないと考えると不安になる人もいるのです。
そこで、心身を支え合い、喜びを分かち合い、苦しみも一緒に乗り越えていけるようなパートナーを求めて再婚を志すシングルマザーがいます。

3.子供に兄弟を作ってあげたかったから

子供が一人しかいないシングルマザーが兄弟を作ってあげたいと考えて再婚するケースがあります。
子供が一人だけだと、家の中には家族が二人しかいない状況になるのです。
様々な事情から子供を一人で留守番させなければいけない場面が出てきます。
母親が家事をしている間、子供は一人で過ごさなければいけないのです。
そのような子供の姿を見て寂しそうだと感じて兄弟を作りたいと思い再婚を考えるシングルマザーは多いです。

シングルマザーの再婚は難しい理由3つ


どうしてシングルマザーの再婚が難しいとされているのか理由を説明しましょう。

1.シングルマザーを希望する男性は少ないから

そもそもシングルマザーと結婚したいと考える男性はあまりいません。
これから結婚しようと考えている男性は、まず結婚経験のない女性を候補として考えるでしょう。
シングルマザーとの結婚は世間体や血のつながりのない子供がいる点などが気になるからです。
もちろん、それでも結婚しても良いと考える男性もいます。
しかし、そのような男性の数は限られていることを念頭に置くべきです。

2.子供が相手を受け入れないから

たとえ結婚相手を見つけることができたとしても、子供が相手の男性を認めてくれないと意味がありません。
シングルマザーの再婚は本人だけではなく子供にも重要な問題となるからです。
子供がなついてくれる、子供から信頼される男性を探す必要があります。
逆に相手の男性が子供を気に入ってくれない、煙たがるといったケースもあるでしょう。
子供を含めて円満な家庭を築くことができる相手を探す必要があり、理想の相手を見つけられずに苦労します。

3.相手側の家族に反対されてしまうから

結婚相手を見つけることができ、子供の問題も解決できたとしても、相手側の家族に反発されるケースがあります。
シングルマザーとの結婚は世間体の問題があり、一度離婚を経験したことでいろいろと邪推されることもあるからです。
シングルマザーが偏見の目で見られてしまうケースは未だにたくさんあります。
相手側の家族から猛反対されれば、結婚するのは難しいです。

シングルマザーはどうやって再婚しているの?6つの出会い方を紹介

シングルマザーはどうやって新しい男性と出会って再婚しているのでしょうか。子供がいるから出会いづらいと考えている方が多いですが、実は6つも出会う方法があります。
自分にとって理想の出会い方や、今すぐできる出会い方はないか参考にしてみてください。

1.SNSで出会う

SNSでは同じ市町村に住んでいる人が日常をアップしていることもあります。会ったことはないけれど、ふだん何をして、何を見て、何を考えているのかもわかるのがSNSです。
近くに住んでいて気になっている男性アカウントがあれば、時々投稿にコメントしたり、ダイレクトメッセージで連絡をとってみてはいかがでしょう。
ただし相手が必ずしも「問題ない人」とは限りませんので、細心の注意を払いましょう。

2.友人の紹介

友人の紹介であれば、「シングルマザー」であることは相手の男性にも伝えておくので安心して出会うことができます。さらに友人が知っている男性であれば、出会ったあとに困ったことが起きても友人に相談することができます。
しかしシングルマザーとの出会いを紹介されて、受け入れてくれる男性は少ないかもしくはいないこともあるので、大きな期待はしない方がいいでしょう。

3.職場恋愛

昔からよくある職場恋愛もおすすめです。勤めている職場で気になっている男性や、関係が良好な男性がいれば積極的にアプローチしましょう。
職場での出会いのいいところは、実際に相手の働いているときの仕事の向き合い方や、人との付き合い方が直接見ることができることです。
仕事にいけばほぼ毎日会えて、仲を深めやすいので忙しいシングルマザーにピッタリです。同僚や上司もいるため、第三者目線で相性がいいか教えてくれるかもしれません。

4.マッチングアプリ

職場に男性がそもそもいなかったり、友人の紹介もないようであれば、婚活を目的としたマッチングアプリを使って出会ってみるのはいかがでしょうか。
出会いを探している男女が好みの条件を設定してネット上でやりとりしてから出会うものです。ただし、マッチングアプリには「恋人がほしい」「寂しいから一緒に過ごしたい」といった遊び目的の男性もいます。
メッセージのやりとりで「結婚を前提に」と本気で出会いを探していることを前もって伝えておくことを忘れないようにしてください。

5.結婚相談所

マッチングアプリでは中々希望の相手が見つからない、もっと同じくらい結婚したいと考えている男性との出会いを希望するなら結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所に入会するために、ある程度の費用を払ってまで出会いを求めている男性しかいないからです。それだけ結婚に真剣なのです。
もちろんシングルマザーも入会する際は費用がかかりますが、初めから真剣な交際を始められるので、手間や時間の節約になります。

6.婚活パーティー

県や市などの自治体で婚活パーティーを開催していることもあります。近くの公共施設にポスターが貼られていたり、ネットで検索したりすると詳細を見ることができます。
必ずしも近くで行われているわけではないので、行ける範囲の会場か、複数の男性と会っても問題ないかよく考えてみてから申し込みましょう。そのときにシングルマザーも参加可能か条件の確認を忘れないようにしましょう。

シングルマザーで幸せに再婚ができた人の特徴5選


実際にシングルマザーで幸せな再婚ができた人に共通する特徴を5つをご紹介します。

1.前回の反映点を活かす

シングルマザーは以前の結婚で何らかの失敗をしたからこそ現在の状況に陥っています。
もちろん、以前の配偶者に多くの問題があったケースもあるのですが、そもそもそういう結婚相手を選んだ時点で反省すべき点はあると考えられるでしょう。
また、相手に悪い点があったとしても、それにはお互い様の部分が必ずあるものです。
そこで、以前の結婚生活について冷静に振り返ってみて、反省すべき点を見つけましょう。
そして、次の結婚では前回の反省を活かして失敗を避けることが大切です。
そうしないと前回とまったく同じ過ちを繰り返してしまう恐れがあります。
シングルマザーの結婚は子供の問題もあるため、失敗すれば子供にも迷惑をかけてしまうことを自覚しましょう。

2.夫婦二人きり時間を作る

再婚した後はできるだけ夫婦二人きりでいる時間を確保することが大切です。
子供と一緒に新しい生活を始めることになり、どうしても二人きりの時間を作ることは難しくなります。
それでも子供を親戚に預けるなどして、定期的に夫婦の二人だけでいられる時間を設けましょう。
二人で食事をしたりデートをしたりする時間を設けることで、ラブラブな雰囲気を維持することができます。
子連れでの結婚は中々新婚気分を味わいにくいため、相手の男性が不満を感じやすいです。
相手とのすれ違いも起きやすい環境のため、できるだけ男性との関係を良好に保つために夫婦だけの時間を持てるように工夫しましょう。

3.男性に完璧を求めない!父親になるよう育てる

相手の男性はいきなり父親としての役割を求められるため、中々上手く役目を果たせません。
不満を抱くのではなく、良い父親になるように優しく見守り育てていくことが大切です。

男性にとっては自分と血のつながっていない子供の面倒をいきなり任されることになりとても不安になります。

そんな気持ちを理解してあげて、上手く導いていきましょう。
子供との接し方や父親としてのあり方などについて、二人でよく相談をすることをおすすめします。

4.両親や義両親が納得してから再婚する

法的には二人が同意していれば結婚することはできるのですが、実際には結婚後に両方の家の家族との付き合いがあるため、きちんと了解を得ることが大切です。
特に子連れで結婚する場合は、様々なトラブルが予想され、その度に両親や義両親の力を借りることになります。

再婚する前にあらかじめそれぞれの両親とよく話し合いをして了解をもらいましょう。
両親の説得を疎かにして結婚すると、最悪の場合は両親との関係が破綻することもあります。
それでは子供の成長にも悪影響を及ぼすため、両親との良好な関係を保てるように事前の報告や説得が大切です。

5.金銭面や家事などのルールを決めておく

結婚生活でのトラブルを避けるためにあらかじめルールを決めておくことが大切です。
結婚してから決めようとすると言い争いやトラブルに発展する可能性があります。
そのため、事前に家事の分担や生活費のやりくりなどについて十分に話しておきましょう。
たとえば、何か欲しいものがあるときには、事前に男性に伝えておくといったルールを決めることも大切です。
毎月どのくらいのお金をお小遣いとして使えるようにするかといったことも決めましょう。
細かいルールをたくさん決めておいた方が後で揉めるのを避けられます。

再婚が成功しやすくなる3つのタイミング


どのタイミングで再婚するべきか悩んでいるシングルマザーは多いでしょう。子供や再婚相手、そしてシングルマザーの全員にとってベストな3つのタイミングについて説明します。

1.子供が相手を父親として認めたとき

いきなり再婚するのではなく、まずは子供と恋人との関係性の構築を優先させましょう。
定期的に子供を交えて3人で会うようにして、その際には特に子供と恋人のコミュニケーションを重視します。
そうすれば、徐々にお互いが信頼関係を築いていくことができ、子供は恋人に対して心を開いていくでしょう。
そして、最終的に子供があなたの恋人を父親として認めてくれるようになったならば、再婚する良いタイミングです。
子供がまだ恋人と上手く馴染むことができていないうちに再婚するのは避けましょう。
それでは子供が新しい生活にストレスを感じてしまい、親子の絆も生まれにくくなります。
シングルマザーの再婚はあくまでも子供のことを一番に考えることが大切です。

2.子供の年齢に合わせたタイミング

再婚するとシングルマザーが恋人の名字に変わるケースが多いです。そのため子供の名字も変わる可能性があります。
名字が変わることを考慮して、子供の年齢に合わせたタイミングで再婚すると良いでしょう。
たとえばこれから幼稚園を卒園して小学校に入学するタイミングです。子供は新しい名字で新しい学校生活をスタートすることができ、両親が再婚したことを少数の友人にしか知れ渡りません。
学期の途中で名字が変わるとクラスメイトとの関係性に影響が出て、いじめに発展する可能性があるため注意しましょう。

3.恋人と同棲して一緒に暮らしても問題ないと感じたタイミング

恋人とデートをくり返している関係であれば思い切って同棲をしてみましょう。子供の存在で同棲がむずかしければ、半同棲でもいいです。少しでもいいので再婚後の生活を想像できるような時間を過ごしてみてください。恋人と暮らしても問題ないか見極めるために必要です。

シングルマザーには離婚経験から、次の再婚に活かせる学びがあるでしょう。結婚生活で夫にこれだけはやめてほしいと思ったことや、離婚につながったことを恋人に打ち明けましょう。

同棲や話し合いを通じて、恋人と本当に再婚して「一緒に暮らしても問題がない」と感じたのであれば再婚する絶好のタイミングです。

まとめ|再婚率を気にするよりも大事なのは行動と工夫


バツイチ女性が再婚する割合は若い世代では3割から4割近くあり、シングルマザーでも多く再婚していることがわかります。
再婚率を気にするのは悪いことではありませんが、それよりも再婚をするために積極的に行動したり、どうすれば再婚できるか工夫して婚活する必要があります。

シングルマザーが一人で婚活を頑張っていると、相談できる人も少なかったり、時間もないため婚活がスムーズにいかないことが考えられます。
そこで結婚相談所「ムスベル」では孤独を感じやすい婚活を、プロの仲人が入ることでモチベーションを保つことができます。子供にふさわしい父親候補を見つけるためにも、結婚相談所「ムスベル」に気軽にご相談ください。


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