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結婚したい職業人気ランキング【男女別に比較】

「将来はこんな職業の人と結婚したい」という希望を持つ人は多いでしょう。

医者や弁護士という権威ある職業から、IT技術者のような未来を創り出すような夢のある職業もあります。

また、公務員のような社会の役に立つ安定した職業と千差万別です。では、実際に婚活をしている人にとって人気の職業とは何なのでしょうか?

この記事では、現在婚活をしている人が結婚したいと思っている職業を人気順にランキング形式で紹介します。

男性に人気のある職業TOP5


結婚したい職業は男性と女性で違います。最初に男性に人気のある職業TOP5を紹介します。この調査結果は、大手企業200社を抽出して800人男女を調査した結果になります。

出典:リスクモンスター(株)「第12回 この企業に勤める人と結婚したいランキング」https://www.riskmonster.co.jp/study/research/pdf/20220621.pdf

1.地方公務員

男性が結婚したい職業ランキング第1位は「地方公務員」という結果でした。

一言で地方公務員といっても職業は数多く、市役所に勤務する「行政事務」や市立、県立学校勤務の「学校事務」、警察署で働く「警察事務」が代表的なものです。

かつては男性が結婚相手に希望する職業は、「看護師」や「保育士」「CA」などでしたが、今回の結果にはありませんでした。公務員が人気ということは、女性にも安定した職業に就いていて欲しいという気持ちが、反映されている結果と言えるでしょう。

2.国家公務員

次に人気が高かったのが「国家公務員」という結果でした。

人気1位の地方公務員と国家公務員との違いは、地方公務員が地方機関で働く公務員なのに対し、国家公務員は国家機関で働く公務員ということになります。

では、具体的にはどんな職種があるのでしょうか?国家公務員で代表的なものが、税の専門家である「国税専門官」。財政金融政策を担当する「財務専門官」。労働者の安全を守る「労働基準監督官」が挙げられます。

この結果から、最近では男性も女性に対し、自分同等もしくは自分以上に高い見識を持った職業についてくれる人を選ぶ傾向が読み取れます。

3.エンジニア

男性に人気のある職業第3位はエンジニアという結果でした。

エンジニアとは、たとえば「自動車メーカーの技術者」や「家電メーカーの研究開発者」などのことです。

最近では女性でも理系の技術職が増えており、エンジニアの数も少なくありません。一般的には男性に人気の職種です。景気の波に左右されずに働けるという点や、スキルに合わせてキャリアアップができるという点が、男性からも人気がある理由と言えるでしょう。

4.商社マン

男性が結婚したい職種第4位は商社マンという結果になりました。

商社マンとは、ある分野に特化した専門商社で主に営業などを行う職業です。具体的には、グローバルな規模を持つ家電や自動車のような企業で、商品の仲介や販売などを行います。いずれも高収入で仕事も安定しています。

男女ともに会社の規模によっては、海外などでの交渉を任されるケースもあります。このような商社マンが人気の理由は、男性同様に社会で活躍する女性と対等な立場で付き合いたいという気持ちの現れと理解できます。

5.IT技術者

男性が結婚したい職業第5位はIT技術者という結果になりました。

最近では社会インフラのIT化、AI化が進んでおり。IT技術者はまさに未来を創り出す夢のある職業となっています。IT技術者の中には「ゲーム開発」なども含まれ、インターネットが普及した現代では無くてはならない職業です。

また、仕事はハードですが、収入の面でも優遇されています。
女性からも人気のある職業ですが、同じように男性にとっても、将来に希望が持てるIT技術者は人気の職業という結果でした。

女性に人気のある職業TOP5


次に、女性が結婚したいと思う男性の職業について紹介します。男性が、安定志向、キャリアウーマン志向だったのに対し、女性はどうなのでしょうか?ここでは、人気の職業TOP5について見ていきます。

1.国家公務員

女性に人気のある職業第1位は男性と同様公務員でした。ただ、違っていたのは女性は「国家公務員」と結婚したいと考える人が多いということ。男性には、国のためになる仕事について欲しい、そして安定した職業を望む女性の気持ちが現れています。

男女ともに人気第1位が公務員が選ばれた理由は、景気に関係なく安定していること。ほどよい年収と福利厚生の良さがその理由になります。

2.地方公務員

女性に人気のある職業第2位は「地方公務員」でした。地方公務員は国家公務員に比べ転勤も同一県内に留まり、国家公務員同様、安定性の高さが評価されています。

公務員は民間企業とは違い、よほどの事がない限り解雇されず将来の人生設計が立てやすいのも人気の理由となります。コロナ禍を経験し、女性が男性を選ぶ目はまずは生活の安定を重視していると言うことが分かります。

3.エンジニア

女性に人気の職業第3位はエンジニアという結果になりました。エンジニアというと理系の代表的な職業です。派手さはありませんが、誠実で論理的なイメージが女性が希望する男性像と重なっています。手に職を持っているため、スキル次第ではいつでもより良い企業に転職できるというのもエンジニアの特徴でもあります。

4.IT技術者

女性に人気の職種第4位は「IT技術者」でした。IT技術者は情報技術の分野で常に未来を切り開くクリエイティブなイメージがあり、難解なプログラミング用語を使いこなします。

また、エンジニア同様に手に職があることから、スキル次第ではより高待遇の条件での転職も可能です。一般企業に比べ、年収も高く将来に不安がない点に魅力を感じさせます。

5.商社マン

女性に人気のある職業第5位は「商社マン」という結果でした。

商社マンというと、営業という仕事柄話術に長けていて話しをして楽しいというイメージをもつ職業です。また、スーツが似合い「できる男」という印象があります。

もちろん、収入や待遇も安定しており結婚相手としては不足はないでしょう。

男性女性ともに人気の職業


このように、男女それぞれ結婚したい人気の職業TOP5を見てきました。驚くべき事に男女ともに公務員が第1位という結果になりました。では、その理由はなぜなのでしょうか?

ここ数年、日本はコロナ禍を経験し、また、世界情勢に目を転じても世界経済は混迷の中にあります。そのような状況下、男女ともに結婚したい相手には、安定を求めるようになりました。景気が悪くても賞与カットや減給、リストラがない職業について欲しいと願う人が増え、その結果、男女ともに公務員が理想の職業第1位に輝くことになったのです。

【男女別】不人気な傾向にある職業


ここまで、結婚したい職業について見てきました。一方、結婚するにはちょっと敬遠してしまう不人気な職業もあります。結婚したくない不人気な職業を男女別に紹介します。

男性に不人気な職業

最初に男性に不人気な職業のイメージは次のようなものです。

・ハードワークな割に低賃金の職業
・夜の仕事
・不定期に働く職業

これらを具体的に言うと「飲食店」「フリーター」「介護士」などです。
これから、一緒に家庭を築いていくには確かに不安な職業と言えるでしょう。

女性に不人気な職業

では、女性に不人気な職業はどのようなイメージなのでしょうか?

・職場に女性が多く遊んでいそうな職業
・休みが取りにくい職業
・中小規模の事業を経営している経営者

こちらを具体的に言うと、「水商売」「飲食店」「自営業」ということになります。男女ともに共通しているのは「飲食店」で、コロナ禍で収益が落ちている上に、休みも取りにくいことから不人気な職業となっています。

職業以外にも重視しておきたいポイント


この様に、男女それぞれ人気のある職業は安定志向の公務員という結果でした。しかし、結婚というのは安定だけではありません。人は職業と結婚するのでありません。あくまで人と人が向き合って家庭を作るからです。ここでは、職業以外で重視しておきたいポイントについて解説します。

活動時間が一致するか

結婚して家庭を作る段階で問題になるのが、夫婦の活動時間です。いくら理想の職業の人と出会えても、活動時間が合わないといつもすれ違いで会話する時間を見つけるのにも一苦労です。

職業によっては、休日が違ったり、夜勤があったりとつい夫婦の時間がすれ違うこともあります。この様なことがないように、生活リズムや活動時間については、必ず結婚前に確認しておきましょう。

価値観が合うか

希望する職業を選ぶことも大切ですが、それ以前に人としての価値観をないがしろにしてはいけません。たとえば、美味しい物を美味しいと感じることや、ライフスタイル、お金に関する感覚が違っていると、理想の職業でも生活を共にしていくことは困難です。職業選びの前に「自分が絶対に譲れない」という価値観が共通かを知っておきましょう。

金銭感覚が似ているか

金銭感覚は職業ごとに変わる傾向があるのをご存じでしょうか?公務員や金融系の職種の人と、飲食店や自営業の人との金銭感覚はかなりズレがあります。職業柄、お金の扱い方が違うため致し方ない点はありますが、夫婦生活をして行くに当たり、この金銭感覚が合うかどうかは非常に重要です。必ず、交際期間中に確認しておきましょう。

人気の職業の人に出会うには


ここまで男女別に結婚したい職業について見てきましたが、では、理想の職業の相手と出会うためにはどうすればよいでしょうか?ここでは、人気の職業の人に出会うための3つの出会い方について解説します。

結婚相談所を利用する

最初に紹介するのは「結婚相談所」です。もし、あなたが理想の職業の人と出会いたい!と真剣に思うのであれば、結婚相談所を選ぶべきです。

理由は、結婚相談所の会員の中には数多くの職業の人が登録しているからです。「医者」「弁護士」「公務員」「商社マン」「看護師」「保育士」など様々な職業の人がいます。その中から自分が希望する職業の人だけを紹介してもらうことも可能です。

また、結婚相談所の場合、入会時に審査があるため登録された職業の情報は正確です。そのため、最も効率良く希望の職業の人に出会いたいなら「結婚相談所」がおすすめです。

婚活パーティを利用する

婚活パーティの場合、テーマを決めて参加者を募集するケースがあります。中には「公務員限定」や「安定した職業の男性のみ」といったテーマのパーティが開かれることがあります。

そのように希望のテーマがある場合は参加してみる価値はあるでしょう。ただ、結婚相談所との違いは、婚活パーティには審査がないということです。自己申告のため、必ずしもその職業に就いている人が参加しているとは限らない点には注意が必要です。

マッチングアプリを利用する

最後にマッチングアプリで人気の職業の人に出会う方法ですが、多くのアプリが職業で絞り込む機能がついていません。「年齢」「居住地」「身長」「体型」などでしか検索できません。一部のアプリでは検索可能ですが、こちらも婚活パーティ同様、自己申告制で審査はありません。あらかじめその点を理解した上で、活用するようにしましょう。

まとめ


いかがでしたでしょうか?ここまで男女別に結婚したい人気の職業ランキングについて見てきました。男女ともに公務員が第1位という非常に安定志向の傾向が強まっています。コロナ禍や海外情勢による経済不安などを如実に映し出した結果となりました。

また、男女ともに不人気な職業は「飲食業」となり、こちらもコロナ禍のダメージと休日の取りにくさが悪いイメージを持たれていたのが原因です。

ただし、結婚は職業とするわけではありません。あくまでも人と人がするものです。そのためには職業以前に、「活動時間」「価値観」「金銭感覚」のズレがないかを結婚前に確認しておくことが大切です。

結婚相談所を上手く活用し、一日も早く希望の職業の素敵な人と出会えることを願っています。